書籍感想#1 働きたくない人は1読の価値あり!20代で隠居 週休5日の快適生活
こんにちは、かじです。
平日は朝早くから夜遅くまで働き家に帰っても疲れて何もできない。
休日は仕事の疲れを癒すために寝て過ごす。
とにかく自分の時間がない!
けれど「社会人なんてみんなこんなもんだよな~」
それが当たり前と決めつけ、自分の時間を持つことを諦めてしまっている方にぜひ読んでほしい本がこの20代で隠居 週休5日の快適生活です。
週休5日の生活
週に5日も休みがあるということは当たり前ですが週に2日しか働いてないということです。
つまりそれだけの労働時間で生計が建てられる。一体どんな人を想像しますか?
僕だったら株で儲けてる投資家だとか経営者の子供、インターネットビジネスなんかで儲けてる起業家を想像しますね。
いうなら少し前に流行ったネオヒルズ族みたいなイケイケの人です。
けど本の著者である大原扁理さんの生活は想像と全然違いました。
大原扁理さんは週に2日介護のお仕事をして暮らしています。
それにプラスして特別な副業や親からの遺産などを引き継いでいるわけではありません。
つまり、特別秀でたお金を稼ぐスキルを持ち合わせているわけでもなく、
週2日のお仕事のみで生活費を賄っているんです。
そんなことが可能なのか?
東京なんて家賃も高いし家賃払うだけでお金消えちゃうんじゃないの?
この本を読めば分かりますが可能なんです。
しかも扁理さんは衣食住にかかるお金だけでなくきちんと娯楽費にもお金が回っています。
まさに夢のような暮らしです。
どのようにして週休5日の生活を実現させたのか
その秘密は徹底した生活コストの削減にありました。
扁理さんの1か月にかかる生活費は7万円台です。
家賃が2万8000円で共益費が1500円だそうですので4万円ちょっとのお金で生活してるわけです。
人間頑張ればここまで生活費を下げられるんですね
食費だけで月4万近くかかってる僕も見習いたいですね。はい
ちなみに僕が学生時代してたアルバイトは自給1100円でしたので
1日8時間働けば8800円。
それを月8日やれば70400円稼げるわけでなんとこれで普通に生活できてしまうわけですね。。。
週休5日で生きていくのって案外簡単
週休5日なんて正直現実的じゃないですよね。
会社員なんて土日しっかり休めればいいほうで中には休みが週1なんて会社もザラにあります。
でもこの本を読むと週5日休むってこんなにもハードルが低いことなんだなと思わせてくれます。
もちろん扁理さんの生活術はすごいですよ?
けれどよくある起業家になって1発当てるだとか株とかFXで儲ける投資家になるだとか
よりよっぽど現実的で誰でもできるラインなんじゃないかと思います。
お金を使う=幸せではない
この本が教えてくれた1番大切なことはこれです。
扁理さんが生活水準を落として何の楽しみもない質素な生活を送っているのであれば
何の憧れも感じないでしょう。
けれど必死にお金を稼がなくなったことでお金のかからない趣味を見つけ
日々楽しく生活しているのが伝わってきて、
お金なんてなくても幸せに生きていけるんだ!と教えられました。
逆にお金を使うことでしか幸せを見つけられないことって不幸せなんだなとも感じています。
お金を稼いでは使ってその一瞬の快楽のためにまた身を粉にして働く。
それって終わりがないですよね?
働きすぎて自分を見失ってる人、今の環境から抜け出したい人
はぜひ読んでみてください。
こういった生き方もあると知るだけでも気持ちが楽になるかもしれません